ピアノ奏者のためのフェルデンクライス 大人のピアノ講師・中上級者向け 期間・人数限定ワークショップ

ピアノをラクに、美しく弾くための
からだレッスン

ピアニスト/ピアノ講師の矢崎幸子がひらく、大人のピアノ奏者のための少人数ワークショップです

がんばって練習しているのに、思うように弾けない。 弾けば弾くほど、肩や腕、首や腰がつらくなる。 「きっと私の努力が足りないからだ」 「センスがないのかな…」 そんなふうに、自分を責めてしまっていませんか? もしかしたらそれは、 あなたの"がんばり"や"才能"の問題ではなく、 「体の仕組み」と「動かし方」を、誰からも教わってこなかっただけ かもしれません。

参加費 3,000円(税込)
定員 6名限定
時間 120分
ピアノ講師の方も歓迎 フェルデンクライスの「体の使い方」を、レッスンにも生かしたい方へ。
このワークショップは
ピアノが上達したい
すべての大人の奏者のための、
フェルデンクライス入門クラスです。
120分の流れ ヒーリング即興演奏 → ビフォー演奏 → ミニ講義 → ATMレッスン → アフター演奏で変化を体感 → シェア
For You

🎼 こんな方におすすめです

ひとつでも当てはまる方に、このワークショップはきっと、新しい視点と安心感をもたらしてくれます。

🎹
練習しているのに、思うように上達していないと感じている
曲数も、時間もこなしているのに、表現や音色がなかなか変わらない。 「私にはセンスがないのかも…」と、自分を責めてしまう。
💧
弾くと肩・首・腕・腰が疲れやすく、「このままで大丈夫?」と不安になる
弾けば弾くほど、からだがカチカチに。 このまま続けていていいのか、不安が頭をよぎる。
🌱
もっとラクに、自然な動きでピアノを弾きたい
「力を抜いて」と言われても、どうすればいいのか分からない。 体にやさしい弾き方を、自分のからだで理解したい。
👥
ピアノ講師として、生徒にも体にやさしい弾き方を伝えていきたい
自分自身の経験を通して、生徒さんにもからだを大切にした演奏を教えられるようになりたい。
🧠
フェルデンクライスに興味があり、ピアノとどうつながるのか体験してみたい
話には聞いたことがあるけれど、実際にピアノ演奏にどう活かせるのかを知りたい。
Future

✨ このワークショップで得られる未来・期待できる変化

このワークショップで目指すのは、「その場だけ気持ちいい」ではなく、これからのピアノ人生が少しずつ変わっていく"入口"です。

🔍
自分のどんな弾き方が、しんどさや痛みを生んでいたのかに気づける
今まで無意識に行っていた動きや姿勢を客観視できるようになり、何が負担になっていたのかが明確になります。
🕊
数十分のワークで「体ってこんなに軽くなるんだ」と実感できる
小さな動きのワークを通して、からだの緊張が解けていく感覚を体験。その変化の速さに驚かれる方も多くいらっしゃいます。
🎯
「もっと練習しなきゃ」より「どうすれば気持ちよく弾けるか」に意識が向く
量や努力ではなく、質や効率に意識が向くことで、練習そのものがより楽しく、建設的なものに変わっていきます。
💝
自分の体を責める代わりに、「よくがんばってきたね」とねぎらえるようになる
からだとの関係性が変わることで、自分自身への接し方も優しくなり、音楽との向き合い方にも変化が生まれます。
🌈
これからのピアノ人生を、痛みではなく「しなやかさ」と「楽しさ」で描けるようになる
長期的な視点で、からだと音楽を大切にしながら演奏を続けていくための土台ができます。
About Feldenkrais

🧠 フェルデンクライスって?ピアノとどう関係があるの?

フェルデンクライス・メソッドは、「がんばって伸ばす」「鍛える」ではなく、小さくやさしい動きで"体の使い方そのもの"を学び直すメソッドです。

ATM(Awareness Through Movement)レッスンとは

今回行うのは、ATM(Awareness Through Movement)レッスン=動きを通して"気づき"を育てるクラスです。

講師の声のガイドを聞きながら、じゅうたん+マットの上で仰向けになったり、やさしく体を動かしたりしていく中で、

  • どこに余計な力が入っているのか
  • どこをサボらせてしまっているのか
  • どう動けばもっとラクで効率的なのか

を、頭で理解するだけでなく体の感覚として「わかっていく」のが特徴です。

小さくやさしい動き 体の感覚で学ぶ 気づきを育てる
ピアノ演奏との関係

ピアノ演奏は、指先だけで完結しているわけではなく、

骨盤・背骨・肋骨・肩・腕・手首・指……
全身の連動の上に成り立っています。

フェルデンクライスで「体の連動」がスムーズになると

  • 鍵盤に触れる手の重さ
  • レガートのつながり方
  • 速いパッセージの安定感

などが、静かに変化していきます。

全身の連動 効率的な動き 音の変化
Program

📚 当日の流れ(120分)

音で心身をゆるめ、からだの仕組みを知り、実際に動いてみる。 「知る」「感じる」「試してみる」がひとつながりになった、やさしい流れです。

  1. 1
    オープニング&ヒーリング即興演奏
    〜 ピアノの倍音に浸る時間 〜
    やわらかな音の波に身をゆだねながら、まずは「今の自分」を感じるところからスタート。何かを頑張って理解する必要はありません。ただ安心して、音を浴びるように聴いてみてください。
  2. 2
    ビフォー演奏(今の体と弾き方をチェック)
    〜 現状を知るための観察の時間 〜
    今の自分の体と弾き方を知るための、"観察の時間"として行います。上手く弾くことが目的ではなく、変化を感じるためのスタート地点です。
  3. 3
    ミニ講義:体のしくみとピアノのお話
    〜 骨・関節・姿勢の「味方」を知る 〜
    ピアノ演奏に関わりの深い「背骨・骨盤・肩・腕・指」などについて、やさしい図やイメージを使いながら、シンプルに解説します。「この位置にあるとラクなんだ」という、新しい地図を受け取るような時間です。
  4. 4
    ATMレッスン(仰向けでのやさしい動きのワーク)
    〜 小さな動きで、からだの使い方を再発見する 〜
    床や椅子の上で、ゆったりとした小さな動きを行います。「正しく動こうとする」のではなく、「どう動くと心地よいか」を一緒に探っていきます。その感覚を、ピアノに向かうときの自分にも持ち帰っていただきます。
  5. 5
    アフター演奏で変化を体感
    〜 変化を感じる確認の時間 〜
    ワーク前後での変化を実際に感じていただく時間です。「同じ曲なのに、感じ方が違う」という体験をされる方も多くいらっしゃいます。
  6. 6
    シェア&質疑応答/今後のクラスのご案内
    〜 体験を言葉にして、学びを深める 〜
    体験したことを言葉にすることで、学びがより深まります。質問や今後の継続についてもお気軽にお聞かせください。
安心してご参加いただくために
  • 動きはすべて「ご自身のペース」で行っていただけます
  • 体調やお怪我などがある場合は、事前にご相談いただけます
  • 激しい運動やストレッチではありません

服装について

動きやすい楽な服装でお越しください。ジーンズ・スカートは動きにくいため不向きです。

👥 定員6名の少人数クラスです

今回は、定員6名の少人数で開催します。

  • 一人ひとりの弾き方や体の状態をていねいに見ていきたいこと
  • 安心して横になり、動きに集中していただきたいこと

から、あえて大人数ではなく「小さなクラス」にこだわっています。

Instructor

🧑‍🏫 講師プロフィール

ピアノとからだ、その両方を大切にしながら歩んできた講師が、 自身の経験も交えながら、やさしくナビゲートします。

矢崎幸子(やざき さちこ)
アンサンブルピアニスト、ヒーリング即興アーティスト、身体教育法フェルデンクライス student teacher
アンサンブルピアニスト、ヒーリング即興アーティスト。指導歴36年。 ソロ、2台ピアノ、協奏曲、声楽・器楽との共演など多彩な演奏活動を行い、とりわけアンサンブルで生まれる「調和の響き」に大きな喜びを感じてきた。 調和の楽器であるピアノのポテンシャルに深く魅了され、「もっとピアノと仲良くなり、心身をリラックスさせて、自分にしか奏でられない音楽を表現したい」と願い続けてきた。
一方で、中学生の頃から腱鞘炎に悩み、 「音がかたくて響かない」「自分の音が好きになれない」という葛藤も抱えていたため、 長年にわたり"体の使い方"の探究を続けてきた。 これまでに二つのボディワークを学んだのち、身体教育法フェルデンクライスと出会い、 「これは別格の、崇高な学びだ。ここからなら根本から変えられる」と確信し、本格的に学び始める。
現在は、身体教育法フェルデンクライス student teacher として 《Feldenkrais Ritorno》を開講。 Ritorno(リトルノ)はイタリア語で「自分に還る」という意味。 まずは自分自身の心と体を知り、調和させ、愛し、尊重することが、 ピアノとより仲良くなり、唯一無二の演奏につながる――その信念のもと、 フェルデンクライスの学びと長年の演奏・指導経験を統合した 「ピアノ奏者のためのからだメソッド」を提案している。
大人のピアノ教室 フェリチタ 主宰。 美奏マスター講座などを通して、主に中上級者・ピアノ講師に向けて、 腱鞘炎や痛み・力み・音色の悩みを抱えてきた奏者が、 自分のポテンシャルを最大限に発揮し、ラクに、美しく響く音をかなでられるよう、 フェルデンクライス・レッスンとワークショップでサポートしている。
フェルデンクライス student teacher ピアノ指導歴36年 からだと音楽の橋渡し役
Information

🗓 開催概要

日時や会場、持ち物などの詳細は、こちらをご確認ください。 人数・期間ともに限定での開催となります。

日時 2026年1月30日(金)10:30〜12:30(120分)
会場 サウンドベーネ(グランドピアノ有/じゅうたん+マット敷き)
参加費 3,000円(税込)
定員 6名(大人のピアノ奏者/ピアノ講師含む)
対象 大人のピアノ奏者・ピアノ講師(初心者から上級者まで)
服装 動きやすい楽な服装(ジーンズ・スカートは不向きです)
持ち物 フェイスタオル、必要な方は飲み物
※マットはこちらでご用意します
※当日は、床での軽い動きがあります。 ※医師の治療を受けている方や、気になる症状がある方は、お申し込みの際に状況をお知らせください。
人数限定 お一人おひとりのからだに丁寧に向き合うため、定員に達し次第締め切らせていただきます。
FAQ

💭 よくあるご質問(Q&A例)

ご不安な点があれば、お申し込み前にお気軽にお問い合わせください。 よくいただく質問の一例をご紹介します。

Q 体が硬くても大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。 フェルデンクライスのATMレッスンは、 ストレッチのようにグイグイ伸ばすものではなく、 「小さく・やさしく・できる範囲で」動いていくワークです。 運動が苦手な方、体の硬さが気になる方にも安心してご参加いただけます。
Q 人前で弾くのが苦手なのですが…
このワークショップでの演奏は、「上手く弾くこと」が目的ではありません。 今の自分の体と弾き方を知るための、 "観察の時間"として行います。 どうしても難しい場合は、見学参加もご相談ください。
Q フェルデンクライスが初めてでも参加できますか?
もちろん大歓迎です。 今回は入門編として、 フェルデンクライスとピアノ演奏のつながりを やさしく体験していただく内容になっています。
Q ピアノ講師でなくても参加できますか?
はい、ピアノを続けている大人の奏者の方であれば、どなたでも歓迎です。 ピアノ愛好家の方や、ブランクのある方などもご参加いただいています。
Q 腱鞘炎や体の痛みがあっても大丈夫でしょうか?
フェルデンクライスは、痛みや不調を抱えた方にも適したメソッドです。 ただし、現在治療中の場合や気になる症状がある場合は、 お申し込みの際に状況をお知らせください。 無理のない範囲で参加していただけるよう配慮いたします。
Entry

静けさの中で、からだと音がやわらかくつながる時間を。

「もっとがんばらなきゃ」と自分を追い立ててしまう前に。 一度、立ち止まって、からだに耳を澄ませてみませんか。 わずか120分の体験が、その後の練習や音楽との付き合い方を、そっと変えていくかもしれません。

🌱 最後に

がむしゃらに自分を追い立てる練習ではなく、 体を慈しみながら、 ピアノと向き合う時間を増やしていきたい方へ。

「がんばっているのにうまくいかないのは、 あなたが悪いわけではない」

体の仕組みを知り、 その仕組みに沿った動き方を学ぶことで、 疲れや痛みや故障に振り回されない、 体と心にやさしい演奏スタイルは、 誰にでも手に入れることができます。

ピアノをラクに、美しく弾くための "からだの新しい入り口"を、一緒に開いてみませんか?

ご参加を、心よりお待ちしています。

※ご質問はDMまたは公式LINEからお気軽にどうぞ。

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